勘違い misunderstanding 2004 5 25
日曜日(23日)に、新興市場の日足チャートを見ていたら、
あることに気づいて、あきれました。
新興市場の「ある銘柄」の日足チャートが、
ここ数日、日経平均株価の日足チャートの形と、実に似ているのです。
しかし、その銘柄は、明らかに内需の銘柄です。
日経平均株価は、ハイテク株の比重が大きいので、
ハイテク指数と言ってもいいのです。
ですから、その銘柄が、日経平均株価と連動するのは、おかしいのです。
むしろ、日経平均株価と逆の動きをする方が自然です。
このように、最近は、新興市場の銘柄も、
日経平均株価と連動するようになってしまいました。
昨年の前半は、日経平均株価が不振を極めていても、
新興市場の銘柄は、絶好調だったのです。
新興市場の銘柄で、
業績がよく、成長性が高い銘柄は、日経平均株価に関係なく、
株価が上昇してほしいと思いました。
個人投資家の質が変わってしまったのでしょうか。